更年期障害とは、主に４０代後半から５０代にかけて、閉経と共に様々な症状が現れる事を指します。
【主な症状】
●のぼせ・ほてり 「ホットフラッシュ」
●めまい・耳鳴り
●頭痛
●肩こり
●イライラ
●不眠
●自律神経失調症状
更年期障害の原因は何？
女性ホルモンの減少と生活環境の変化の２つの側面から更年期障害の原因を見ていきましょう。
更年期原因：女性ホルモンの減少
女性は４０代から、女性ホルモンの分泌は減少して行きます。
そして、閉経を迎えます。
この時、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌量の調整が乱れ、体内の女性ホルモンの濃度が不安定になる事があります。
今まで、一定周期だった女性ホルモンのリズムが、更年期において、急激に乱れ始めるのです。
その女性ホルモンの分泌リズムの乱れが、更年期障害の症状を引き起こす原因です。
更年期原因：加齢に伴う生活環境の変化
女性の更年期障害のもう一つの原因は、「生活環境の変化」です。
女性のライフサイクルにおいて、更年期つまり４０代後半～５０代にかけて、精神的に不安定になりがちな環境変化があります。
例えば、自分の子どもが親元を離れてしまい、空虚な気分になる方も多いです。またパートナーである夫も仕事が多忙になる年齢です。そのような事から夫婦仲の問題も起こり得る時期です。女性は自分の容姿の衰えなどもストレスに感じる場合もあります。様々な環境要因が更年期障害を悪化させるわけです。
更年期障害を改善するには？
やはり病院を受診することは大切ですね、薬やサプリメントの手助けを借りることは必要になってきます。また生活環境や年齢に伴う心のバランス・アンバランスにも着目しましょう。
更年期改善：女性ホルモンの補充
更年期障害は非常に個人差があります。
あまりにも辛い症状、例えばホットフラッシュやのぼせ、冷え、イライラ感がある場合、医師にかかる方が良い場合もあります。女性ホルモン剤を処方されますので、それによって改善する場合があります。他に、症状に合わせて精神安定剤なども処方される事があります。
更年期改善：生活リズムの改善
医師にかかるほどではない場合、生活リズムの改善を計ってみるのが良いです。
例えば、趣味を作る、運動をしてみる、など、リラックスできる時間を作るのが良いです。
パートナーの方がいる場合は、相談して夫婦協力し更年期を乗り越えるのが良いと言われています。
おかしいな？無理してるな？頑張ってる人ほど気づきにくいものです。少しでもこのサイトが参考になれば嬉しいです。
